高校再編計画決定!
千曲市にキャンパス校を誘致しよう​

「屋代南高校を発展させる会」からのスタート

この活動のきっかけ

私たちは千曲市にキャンパス校を誘致する活動を行っています

 「屋代南高校を発展させる会」*2という任意団体(会長:千曲市長)が千曲市を代表する会として県教委との交渉にあたってきました。キャンパス校を要望しましたが通りませんでした。

県教委は説明会後、長野千曲総合技術新校(仮称)は一校にしてキャンパス校は作らないと発表しました。

敷地面積が狭く、農地がない千曲市には農業科のある総合技術校は誘致できません。絶望的だと思いましたが、当会は県教委等に何度も働きかけました。市長や市議会にも行動を促しましたが市政は動かず私たちはジレンマを抱えていました。

ところが、今年(2023年)1月、県教委は「校地は1つに限らない」ことを小川市長に伝えました。これは劇的な譲歩です。千曲市にキャンパス校が出来る可能性が示されたということです。

私たちは、当会と児島顧問の活動によるものと(児島ページ参照)自負しています。

これから『懇話会』(県教委の下部組織)のメンバーが決まり話し合いが行われます。

千曲市にキャンパス校を作る希望は反映されにくいのではないか。これからも予断を許さない厳しい状況が続くと思われます。当会は「発展させる会」に入会し市長をリーダーとして千曲市が一丸となって総合技術新校のキャンパス校を屋代南高校跡地に誘致する活動を行っていきます。

ただし、権威のある方々ばかりで様々なしがらみのためか自由闊達な意見や議論がされていないように思われます。
私たちは市民団体として遠慮のない発言をしていくつもりです。

高校再編計画(第3次)が今年1月に決定し、
屋代南高校の閉校が決定しました。

千曲市の高校は屋代高校だけになってしまうのでしょうか?
いいえ、私たち市民の会が「千曲市の教育の機会均等が著しく損なわれる!!」と訴えた声は少なからず県教育委員会の方々に届いたようです。
屋代南高校の校地に総合技術新校のキャンパスが出来る可能性が残されました。
そのためには私たち千曲市民が、高等教育の場を失ってはならないことを訴えていく必要があります。
子供たちの未来を支える学びの基本となる教育の場がなくなることは、掛け替えのない大切なものを失うことです。

次世代の可能性を拓くため、この街の学びの場を減らすことはできません。

「この街で育つ子供たちにキャンパス校は必要です!」と、みんなで声をあげましょう!

地域の未来を担う子供たちにとって学校は知識を広げ、能力を伸ばす場所であり、大きな希望の光です。

知ってますか?           

今年1月、第3次高校再編計画は決定しました。 屋代南高校(普通科・ライフデザイン科)は閉校し、長野千曲総合技術新校(仮称)に統合されます。

当初の計画は1校に統合する、キャンパスは作らないというものでした。新校には農業科があるので、農地のない屋代南高校は誘致が出来ない。したがって千曲市の高校は屋代高校だけになる計画でした。

 しかし、当会は教育の機会均等が失われることを県教育委員会に繰り返し主張しました。

それが一定の理解を得て、1月、県教育委員会から千曲市長に「新校は1校に限定しない」という考え方が示されました。屋代南高校は市内企業とのコラボでファッションやフードデザイン等で全国的に評価されています。さらに駅から歩いて7分という通学しやすさは他校にはない魅力で、統合される高校の中でも一番の人気校です。県教育委員会がキャンパス校を設置する可能性を示したことは絶好のチャンス、地域創世のチャンスです。市長も市議会もキャンパス校の誘致活動をしていきます。当会もその一翼を担っています。

私たちは市民の声を聞き、関連する情報を伝えてオール千曲で将来の夢や希望を託す学びの場を作ることを目指しています。

過去の話でいいですか?

教育県と言われた昔の信州は、全国の寺子屋15000校中、1341校(全国の10%)を有し、学制が敷かれた時の就学率は全国が35%の時、65%でした。私たちが子供たちの幸せを願う時、街が教育熱心であること、教育や学問の機会に恵まれていることは重要です。教育の廃れる街に創生はありません。

下表に高校が1校になった場合の人口の比率を示しました。

自治体名人口(人)高校数1校当たりの人数(人/校)
長野市377,5982217,165
上田市156,827819,603
須坂市50,140316,713
坂城町14,871114,871
千曲市60,298160,298

どんなキャンパス校を求めますか?

千曲市には様々な企業が進出し発展を続けています。急激な時代の変化に対応する教育とは何か、

長野千曲総合技術新校(仮称)は農業科、商業科、ライフデザイン科を統合するというものです。

当会は地元企業と絆の強いライフデザイン科と最先端の情報技術を学べるデジタル科のあるキャンパス校を希望しています。みなさんはどう考えますか?一緒に討論しましょう。

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第1回懇話会

◆日時・会場  2024年1月11日(火) 18:00~19:30 篠ノ井交流センター ※私達は傍聴に行った。  構成委員の自己紹介、懇話会の趣旨、スケジュール、高校改革の説明  その後質疑応答(一問…

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挨拶

屋代南高校が閉校されることは千曲市民として残念です。 もっと早く市民に情報が伝わって反対運動が広がれば違う結果になったと思います。 希望はキャンパス校を誘致する可能性が残されたことです。 私たちはこの希望を叶えるために子供たちが「この学校で勉強したい!」という技術高校を作る機運を市民 に広げようとしています。

子育てが終わり、時間や経済にゆとりのある方々は将来を見据え理解してくれる人は多いのですが、若い 方々は地元の高校が無くなることを他人事に感じているかもしれません。 その理由は経済的なゆとり、時間的なゆとりがない状況に追い込まれている、労働環境の悪さが原因ではな いでしょうか?

若者が豊かな気持ちで生活できる。子供に接することができる。子供たちがのびのびと明るい 笑顔で遊んでいる、学んでいる。そういう社会でなければ高校再編など意味がないことです。 でも、高校再編は若い人たちのため改革であって年配者のものではありません。

私達はこの場で若者や子供たちが自らの力で自信をもって社会に出ていけるような地域の土壌をつりたい のです。ですから日々の暮らしの中で子育て、教育、進路、経済的な悩み等‥自分だけでは解決できない事、 わからない事を伝えてください。学校も家庭(保護者)も先生方もそれぞれの立場で抱えきれないほどの悩 みを個人で抱えています。そういうことを語り合いましょう。

個人の力は限りがありますが、問題を共有し解決策を探すうちに、社会を変えていくきっかけがあるかもしれ ません。それから千曲市は教育熱心な人が多い街にしたいので教育関係の情報も提供していきます。 もう一つ、未来は創り出すものだから壁にぶつかってもあきらめない、チャレンジする姿勢をお見せします。 スタッフにはさまざまな経歴、考え方の人がいますがどのような交流の場になるか楽しみにしています。

教育の機会均等を求める千曲市民の会 

代表 宇田川 弘子