高校再編や小中学校の統合の原因は少子化です。

原因を調べていくと深刻な社会問題にぶつかりました。ユニセフ・イノチェンティ研究所が2020年9月3日に発表した報告書『レポートカード16』リンクによると先進国38か国の子どもの精神的幸福度は37位です。日本の10~14歳の子どもの死因の第1位が自殺です。さらに15~24歳の自殺率は先進国でワースト1です。この状況を放置したら日本が無くなります。すべての世代で考えを改めなくてはダメです!

国や県も何とか少子化を食い止めようとしていますが時間がかかりそうです。政治家任せでなく、私たち市民が若い人たちの状況を理解し子供が幸せを感じる社会の流れを作りましょう。

第一に現状を把握し第二に幸せな子育てが出来る国にするための情報や方法を提案していきます。

〔現況把握〕

1.少子化の実態  国は2036年の15歳人口を22年度比で約24%減、約81万人まで落ち組むと試算している。(2023.8.24信濃毎日新聞より)

  図1-総務省の日本の総人口(2022年10月1日)の18歳以下の人口状況

2.日本は子供を生み育てやすいか

内閣府のデータより

第1-2-10図 自国は子供を生み育てやすい国かどうか

第1-2-11図 自国が子供を生み育てやすい国だと思う理由

人口減少が深刻であること、国際的に日本が子育てしにくい国であることがわかります。子育て中の親が安心して子供を育てられる優しく温かい国にしなくてはなりません。
そのためには子育て中の親の心が重要です。親世代が幸せな気持ちでいれば子供たちも幸せになれます。
若い人たちの現状を高齢世代は理解し、安心して子育てできるように社会の雰囲気を変えましょう。
老いも若きもコミュニケーションが足りません。社会全体が子供たちのことをもっと考えましょう。
子供たちが自分に自信をもって社会で生きていけるようにすることが私たち大人の責任です。