最低限の試算をせずに建設が始まる‼️
イオンは来ないのに屋代スマートインター(仮称)はできる‼️
千曲市で進行中の大型事業(計画中も含む)
市道一重山2号線 | 39億円 (18.4億円から増額) |
屋代スマートインター | 24億円 |
新戸倉体育館 | 61億円(上昇率 47億円が1.3倍)* |
市民球場 | 23億円(上昇率 17億円が1.5倍)* |
防災拠点道の駅 | 未定 |
屋代地区の公共施設(公民館・図書館) | 未定 |
その他・・ | |
合計金額(予想) | 200億円以上 *再検討中(4.19確認) |
一重山線は都市計画道路で県が管理する道路。県との話し合いで国道403号線の交差点の工事費用は千曲市が負担することになった。今年度予算で交差点の道路改良費は18.4億円から39億円に増額された。主要因は建物補償費を再計算し移転補償費(1億4000万円が17億7800万円)が増加したからだ。514㎡なので坪単価1000万円以上になる。一重山線の整備見通しはないので屋代地区の渋滞はさらに悪化する(県立歴史館から先の一重山にトンネルを掘り打沢へつながる道)。まだやる必要のない工事ではないか。
2.屋代スマートIC(仮称)
事業の発端はイオンからの要請だったらしい。市は毎月国交省に陳情に通った。事業化は令和10年。イオンは来ないのになぜ必要なのか?
3.屋代開発は長野経済研究所の試算(令和元年)によると赤字になる
現在、全体の事業計画がないまま道路、スマートインターの建設が始められている。市が令和元年に委託した長野経済研究所『屋代地区開発に対する波及効果』の調査によると・・・45億の投資で30年かけて60億円の収入が得られるので15億円の黒字という見通しだった。屋代開発は一重山2号線、スマートICの費用が概算で40億以上増額したので大幅な赤字になることが確実である。
民間、(長工と地権者)の開発になったにも関わらず市が公共施設(公民館・図書館)を作るとしている。これは市の総合管理計画である公共施設面積13%縮減に逆行している。
4.千曲市の開発が屋代地区に集中している積極的な意味は何か?
新幹線新駅誘致、大型商業施設誘致事業は失敗に終わった。2つの大きな事業が失敗しているのに、それでも屋代地区に開発が集中するのはなぜだろうか?
5.地域別投入事業費(合併後の地方債を活用した普通建設事業費)
旧更埴 329 億円、 戸倉 120 億円、 上山田 25.5億円 (川東 105億円 川西 63億円)
千曲市民として公平な住民サービスを望む。特に川西への投資が少なく均衡ある発展をしていると言えないのではないか。
6.市民活動の補助金が削減される?!
多額の借金で市民サービスの低下が避けられないのでは?
市は令和6年度から敬老会の補助金500円/人を廃止した。 R4 772万円(500円/人)R6~廃止
市は今後高齢者の増加で費用が増える、自治体役員の負担も大きいと説明した。これは市長の指示で実施された。また議会で宮下議員の質問に「屋代開発と敬老会の補助金は、家を建てるか誕生日のケーキを買うかという話で次元の 違う話だ」と答弁した。後日、高齢者の居場所やよりどころで使われている等の声が寄せられ今までとは違う形で補助金を支給していくことになった。市内で活動する様々な市民団体の補助金、活動費用もさらに減らされるのではないかと私たちは懸念する。行政サービスの充実した暮らしやすい街こそ私たち市民が求めるものだ。行政は市民感情に配慮が必要、留意すべきだ。